在留外国人のふるさと納税ガイド|対象になる人・手続き・帰国時の注意
更新日: 2026年6月10日監修・運営: 運営者(ふるさと納税めぐり編集部)
本ページの試算・情報は「目安」です。税の取り扱いは個人により異なり、当サイトは個別の税務助言を行いません。正確な金額は源泉徴収票・確定申告・各自治体・税務署でご確認ください(出典:総務省・国税庁)。
在留外国人もふるさと納税を使えます
ふるさと納税は日本国籍の有無とは関係ありません。日本に住み、日本の所得税・住民税を納めている人であれば、在留資格に関わらず、日本人と同じように利用できます。多言語で返礼品を探したい方は、英語など多言語版もご用意しています。
対象になる人・ならない人
- 対象になる: 日本国内で働き、所得税・住民税を納めている居住者。控除はその納めている税金から行われます。
- 対象になりにくい: 日本で課税される所得がほとんどない人、納税額が小さい人(控除できる税金が少ないため、上限額も小さくなります)。
- 非居住者(日本に住所がなく日本で課税されない人)は、控除のしくみ上、基本的に対象外です。
ふるさと納税は「税金が安くなる」のではなく「先に寄付し、納めるべき税金から控除される」しくみです。納めている税金が少なければ、戻る額(控除)も小さくなります。
マイナンバー(個人番号)が必要です
控除の手続き(ワンストップ特例・確定申告)では、マイナンバーの確認書類が必要になります。在留外国人にもマイナンバーは割り当てられています(マイナンバーカード、または通知カード/マイナンバー記載の住民票+本人確認書類)。
手続きは2通り
- ワンストップ特例: 確定申告が不要な給与所得者で、寄付先が年間5自治体以内などの条件を満たす場合。申請書(日本語)を寄付先の自治体へ提出します。
- 確定申告: 上記に当てはまらない場合や、医療費控除などで申告する場合。
詳しくはワンストップ特例 vs 確定申告と申請のやり方をご覧ください。申請書は日本語のため、職場や自治体の窓口、対応する自治体のオンライン申請を活用すると安心です。
退職・帰国(出国)するときの注意
ここは在留外国人に特有のポイントです。
- 住民税は前年の所得に対して翌年課税されます。年の途中で退職・出国する場合、控除の前提となる税金がどうなるかは状況により異なります。
- 出国前に寄付しても、その年に日本で課税される所得・税がなければ、想定どおりに控除されないことがあります。
- 出国する年・その前後にふるさと納税を予定している場合は、事前に税務署や専門家に確認することを強くおすすめします。
ポータルの選び方(外国人向けの観点)
- 英語など多言語対応、海外発行カードの可否、サポート体制はポータルごとに異なります。お申し込み前に各ポータルの公式情報をご確認ください。
- 2025年10月からポータルのポイント付与は廃止されたため、ポイントではなく返礼品の内容・使いやすさで選ぶ時代になっています。
まとめ
- 日本で納税している在留者なら、在留資格を問わず利用できる
- マイナンバー確認書類が必要、手続きはワンストップ特例か確定申告
- 退職・帰国の年は控除の扱いに注意し、事前に確認を
本記事は一般的な情報提供であり、税務・在留に関する個別の助言ではありません。控除の可否や金額、手続きは個人の状況により異なります。正確な取り扱いは、お住まいの自治体・税務署・専門家にご確認ください。